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プロジェクターとスクリーンで自宅で映画を楽しんでいます。

🎬 ダイハード4

2007年 20世紀フォックス

監督:レン・ワイズマン

出演:ブルース・ウィルスジャスティン・ロングティモシー・オリファント

鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え)

流石にこの年代になると犯罪もサイバーテロとかになってきますよね…今作の相棒も今までの相棒キャラと違って今時の若造って感じのジャスティン・ロングが演じてます。本来であれば逮捕される側の人間なのですが。ストーリー展開、テンポが良くて非常に面白い4作目でした。主人公の強さを表すド派手なアクションシーンを映像技術が際立たせていて映画の魅力を底上げしていました。登場人物の個性もしっかり作り込まれていて良かったです。今回はデジタル放送ということで画質音質ともはるかにDVDを上回っている感じがありました。やはりこういう作品はもうDVDで見る作品ではないのでしょうね。あっぱれでした。ブルース・ウィルスフォーエバ

🎬 ボブという名の猫2 幸せのギフト

2020年 イギリス

監督:チャールズ・マーティン・スミス

出演:ルーク・トレッダウエイ

鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え)

1作目からの続編で、ボブとともに極貧生活を送っていた頃を振り返る展開になっています。2は貧困問題、社会的弱者、動物愛護により踏み込んだ内容になっていました。困っている人、動物に手を差し伸べ「救う」ということについていろいろ考えさせられつつも、終始ボブとジェームスのフレンドシップが微笑ましくてこちらも優しい気持ちになる作品です。時間も92分と空いた時間にサクッと見れる1本だと思います。

🎬 ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男

2017年 ユニバーサル

監督:ジョー・ライト

出演:ゲイリー・オールドマン

鑑賞:Amazonプライム(吹替え)

ダークナイト』シリーズでは優しいゴードン警部補のイメージが強いゲイリー・オールドマンですが、今回は短気で口が悪くイライラした演技と特殊メイクでチャーチル本人のように似ていると評判だった1本です。因みにオールドマンの特殊メイクを担当したのは、日本人メイクアップアーティストの辻一弘さんです。物語は戦争映画を第一線の戦場ではなく遠く離れた政治の場での駆け引きの面から見せることで、かえって現実味を感じました。『ダンケルク』の裏での国内外の交渉の様子が興味深かったし、英国映画らしいテンポの良さと時折皮肉を交えた展開は、最後まで飽きることがなく見れました。エンディング後の最後の最後に「あの音」を流したのもなんとも粋な終わり方でした。じっくりもう一度みてみたい1本です。

🎬 タクシー・ドライバー

1976年 コロンビア

監督:マーティン・スコセッシ

出演:ロバート・デ・ニーロジョディ・フォスター

鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え)

DVDは持っていますが、今回は地上波デジタル放送の吹替えで見てみました。48年前の作品とは思えないほどクリアな映像で音声も聞き取りやすかったです。やはり昔の作品は地上波やBS放送で見るのに限りますね。もうDVDは見れなくなりました。物語はトラヴィスの「生きづらさ」を見事に表現したロバート・デ・ニーロの演技がやはり凄すぎますね。この頃はデニーロ自身もとんがっていたんだと勝手に思っています。徐々に狂気に蝕まれる様も、リアルすぎて目を背けたくなります。タクシーのフロントガラスに映るニューヨークの街が、悲しいほどに美しくかっこよく映ったのが今回見た中での新たな視点でした。

 

🎬 四十四にして死屍死す

2023年 香港

監督:ホー・チェクティン
出演:テレサ・モウ、ロナルド・チェン、ウォン・ヤウナム

鑑賞:地上波デジタル放送

大阪アジアン映画祭でABCテレビ賞を受賞した香港映画。期待して見ましたがちょっとがっかりな作品でした。やはり香港映画はカンフーできめてほしいですね。ストーリーは知らない死体(全裸の男)がマンションに突如現れ、それに右往左往する住人達という設定。ブラックコメディという括りでしたが、死体の犯人捜しなどは一切せず、とにかく「死体をどう隠すか」一点に重きを置いているので、映画というよりは演劇に近い雰囲気でした。中盤からラストは、住人達の関係性の変化や、色々悩みがあっても結局それはそれで幸せということに行き着く描写は良かったですが、全体的にダラダラっとした印象のまま終わっていきました。ちょっと退屈なアジアン映画祭出品の香港作品でした。

🎬 死亡遊戯

1978年 香港

監督:ロバート・クローズ

出演:ブルース・リーサモ・ハン・キンポー

鑑賞:BS松竹東急

ブルース・リーが1972年秋にクライマックスのアクション・シーンのみを撮影後中断、急逝により未完となり、五年の紆余曲折の後サモ・ハン・キンポーを起用し、追加撮影して完成させた作品です。随所にリーの過去の映画のワンシーンからのカットが挿入されています。最後の戦闘シーン以外でのリーの顔のアップは他の映画から流用したもので結構わかりやすい作りになっていました。このような編集が随所に見られる作品になっていますが、見せ場の長身のハキムとの戦いは本人だと思われます。やはり黄色のつなぎのコスチュームをみるだけで往年のブルース・リーファンは納得するのではないかと思います。ブルース・リーの遺作となった作品です。

🎬 奥様は魔女

2005年 コロンビア

監督:ノーラ・エフロン

出演:ニコール・キッドマンウィル・フェレル

鑑賞:地上波デジタル放送(吹替え)

テレビシリーズのリメイクではなく、そのリメイクをニコール・キッドマン演じる俳優を主役にした作品です。キッドマンはまさに適役だったと思います。メグ・ライアンがさらに適役かなと思うと、監督さんは「ユーガッタメール」「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」を撮ってる監督さんでした。やはり作風はよく似ていますね。そういえばメグ・ライアンはどうしてしまったのでしょうね。またスクリーンに戻ってきてほしい女優さんです。メグでもOKの感じで、鼻を動かすのはお約束の作品でした。