【あらすじ】
古代ローマの浴場設計技師ルシウス・モデストゥスは、ローマの公衆浴場から21世紀の日本の銭湯に突然タイムスリップしてしまう。以後、古代ローマと現代日本の浴場を何度も往復し、その都度数々の設備や工夫を目の当たりにすることになる。
タイムスリップをした阿部寛さん演じる主人公が、日本の風呂やトイレに驚くお芝居と大量のモノローグがこれまた面白いです。モノローグで疑問を話しつつ、それにあわせて阿部寛のお芝居が大真面目にやっているのが凄いです。銭湯に驚いたり、ウォシュレットに感動したり。
現代にタイムスリップしてカルチャーショックを受け古代に持って帰ってそれを実践する。
そんな発想が見事で演じた阿部寛も良かったです。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞されています。
古代ローマ人を全て日本の俳優さんが演じています。
日本人とイタリア人はどこかで繋がっているのかな…(-.-)(笑)