2019年 東宝
監督:福澤克雄
【あらすじ】
都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。ある日突然、社内で起こったトップセールスマンである課長・坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。絶対的な存在の営業部長・北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた…。
長年サラーマンをやってきて辛酸もある程度はなめてきましたので、この映画の中の話は少し大げさですけどどこか頷くものがありました。
野村萬斎さんという役者さんはおそらくはじめてゆっくり拝見したように思います。くせはありますが、印象に残る役者さんというか本職は狂言師ですよね。
世良公則さんは最後のクレジットでわかりました(笑)
あまり出世できずちょっと斜に構えるサラリーマン人生を送っている方が多いと思いますが共感できる内容に仕上がっていました。
香川照之さんぴったしの役柄でした(^^♪
こういう骨太の作品が日本アカデミー賞に一切ノミネートされていないというのは、やはり日本テレビが主体の賞なんだなぁと冷めた目でこの賞をみてしまいますね。