2006年 アメリカ
監督:ライアン・フレック
出演:ライアン・コズリング、シェリーカ・エップス
【あらすじ】
ブルックリンの中学校で歴史を教える教師、ダン・デューン(ライアン・ゴズリング)は生徒たちの信望を集めている一方で、ドラッグに溺れている。ある日学校でドラッグを吸っている現場を、女子生徒ドレイ(シャリーカ・エップス)に見つかってしまう。劣悪な環境で生活をする彼女を何とかして救おうとするダンと、彼の秘密を知っているドレイ。二人の間に不思議な友情が芽生え始めるのだが―。
この作品は先日「タイタンズを忘れない」を見て、ライアン・コズリングが気になって何を見ようかと彼のプロフをみていると、アカデミーにノミネートされた作品があったので早速みてみました。決してプロレス映画ではありません(笑)、どうしてこのタイトルがついたのかは映画を見てもわかりませんでした。それとこの作品の日本公開は2017年、内容的にもちょっと躊躇していたのかと思いますけど、どうして10年後に公開にふみきったのはわかりません…(-.-)、大人の事情っていうところでしょうか。ライアン・コズリングは、映像から何処となく漂って来る空虚なニュアンスと不健康な感じで、不安な今の時代をインプットされているちょっと気になる俳優さんですね。この作品は相手役の女子中学生のシェリーカ・エップスの演技が光っていました。あまりその後の出演がないのが残念なところです。展開が読めないまま終わってしまった不思議な作品でした。