2010年 アメリカ
監督:ジョン・ウェルズ
出演:ベン・アフレック、ケヴィン・コスナー、トミーリー・ジョーンズ
【あらすじ】
仕事にも家族にも恵まれ何不自由ない生活を送っていたボビーは、リーマン・ショックにより一夜にして職を失う。会社の未来のため、自分の未来が断たれた男たち。本当に大切なことに気づいた時、世界は変わり始める。
この物語は上場大企業の複数の幹部社員が、リーマンショックの影響で解雇され絶望の果てに、自分の人生を再発見する物語です。好事魔多しの例え通り、人もうらやむ人生を謳歌していたが、リストラにあい生活をリセットできずにもがき苦しむエリート若手幹部と、叩き上げのリタイア寸前の経営幹部との対比を上手く描いています。どんなに辛く苦しい時でも、努力を惜しまず未来を信じて前に進んでいればきっと新しい明日が待っているはずだ。そんな、教訓を思い起こさせる映画でした。これからの働く社会はコロナ禍で働き方が大きく変わろうとしてきています。今観るべき作品だと思いました。