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プロジェクターとスクリーンで自宅で映画を楽しんでいます。

🎬 ドント・ウォーリー

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2018年 アマゾン

監督 : ガス・ヴァン・サント

出演 : ホアキン・フェニックス

【あらすじ】アルコールに頼る日々を過ごしていたジョン・キャラハンは、自動車事故に遭い一命を取り留めるが、胸から下が麻痺し、車いす生活を余儀なくされる。自暴自棄な毎を送っていたが、幾つかのきっかけから自分を憐れむことを止めた彼は、過去から自由になる強さを得ていく。そして、持ち前の辛辣なユーモアを発揮して不自由な手で風刺漫画を描き始める…。59歳で他界した世界で一番皮肉屋な風刺漫画家の奇跡の実話。

この作品はふくさんの紹介を観て、あの「JOKER」のホアンキンの作品なので、ぜひ観てもようと思った作品でした。「JOKER」、で有名になったけど、ホアキンフェニックスは凄いというか上手い役者さんだぁとまた改めて思いました。この映画でも、「事故前」の狂ってた時の顔と、「事故後、心が癒されたあと」のすっきりした顔、全然違います。事故前の顔の、何気ないシーンの狂った目の怖いこと~~妙に説得力があります。映画全体としては、破壊と再生を描いた作品で、禁酒コミュニティーでの集団セラピーが良いです。自分もセラピーに加わっている感じで、癒されます。心を癒すヒントがいっぱい出てきます。ガタイのいいキリストみたいなジョナヒルが、セラピストとして出てきます。これがまたいいです。そんなに人生凄くないから、みたいな話と、でもそんなに悪くないよ、的な話に癒されます。恋人なのかな、パートナーになるであとうルーニー・マーラがまた綺麗でした。ともあれ「JOKER」を撮る1年前の作品ですが、車椅子に乗る姿や動きなんかをとても上手く演じてられれます。感心するのと、お詫び行脚をしていくホアンキンが実にナチュラルで描かれています。素敵な作品でした。