2018年 アメリカ
監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン
【あらすじ】
突如リストラされた会社員のマイケル。いつもの通勤電車で帰路につき、常連客に挨拶しながらも、頭の中は住宅ローンと息子の学費のことでいっぱいだ。そんな彼の前に見知らぬ女が座り、「乗客の中から、ある重要な荷物を持った人物を捜して欲しい」と持ちかける。高額な報酬に抗えず、元警官の経験を生かし捜し始めるが、駅の数だけ仕掛けられた罠に深まる謎。ようやく6人にまで絞り込んだ時、恐るべき陰謀が明かされる…。
予告編を見て、派手なパニックものかと思って、本編を観たら、意外と地味な話が続きました。あまりけれんみのない、謎解きのミステリーのような展開です。
それはそれで悪くはないのですが、そのまま終わってしまうのかなあ、と思ったら、やはりクライマックスでは派手なことをやってくれました。やっぱり、こういうのがないと淋しいですね。最後にはきちんと主人公に救いもあるし、なかなかいい気分で観終わることができました。
まあ、犯人側がここまでやるのなら、いっそ最初のうちに列車ごと爆破してしまうほうが早いのでは、と突っ込みたくなりますが、そこは物語ということで……。