1990年 ワーナーブラザーズ
監督:ゲーリー・マーシャル
【あらすじ】
実業家のエドワードはビバリーヒルズで偶然、ヴィヴィアンという娼婦と出会う。“ウォール街の狼”として知られる仕事一筋の彼にとって、無邪気な彼女との出会いは新鮮で、彼女にとっても彼の住む世界は眩しいものだった。二人は一週間だけのパートナーとしての契約を結び、一緒に暮らし始めるが…。
ジュリア・ロバーツのブレイク作品として、かつリチャード・ギアが初めて「汗臭くない」カッコ良さを披露した作品として、自分にとっては忘れ難い若かりし頃の思い出の一本です。また、ビバリーウィルシャーホテルの支配人を演じたヘクター・エリゾンドの凛とした態度は、自分の私生活でも採り入れていたくらい好きな役柄でした。劇場で観て感動し、LDの高画質で堪能し、更なる高画質のDVDに驚き今回またまた更なる高画質と吹替えでBDを買ってしまいました。当時のロサンゼルスの街並みもいいですし、高級ホテルでシャンパンにストロベリーをルームサービスで注文するのがあの頃の夢だったかな(笑)。久しぶりに観てみますと、単なるラブストーリーではなく、しっかりした脚本で当時のアメリカ社会の様々な批判も散りばめられていて、これがヒットする訳なんだろうと改めて再発見したいい作品でした。