2009年 東京テアトル
監督:沖田修一
【あらすじ】
西村(堺雅人)は、ドームふじ基地へ南極観測隊の料理人としてやってきた。限られた生活の中で、食事は別格の楽しみ。手間ひまかけて作った料理を食べて、みんなの顔がほころぶのを見る瞬間はたまらない。しかし、日本には妻と8歳の娘と生まれたばかりの息子が待っている。これから約1年半、14,000km彼方の家族を思う日々がはじまる・・・・・・。
10日間ほど入院していまして、しばらくぶりのアップとなりました。これからの記事は入院生活中にAmazonプライムやNetflixで観た映画のアップとなります。まずはじめはこの映画を選んでみました。堺雅人はなんか癒しがありますね。海上保安官といえば海猿の伊藤英明を連想しますが、ここでは潜水士ではなく海上保安官といっても料理人です。船の上で長期間過ごすのでやはりこういう仕事もあるんだろうなぁと思ってしまいますが、本当に海上保安官で料理人という仕事がるかは定かではありません。興行的に成功したかは知りませんが、個人的には名(迷)作だと思います。海上保安官、学者、医者、エンジニア、社会的地位のある大の大人が世間から外れて長期間の合宿生活をしたらこんな感じなのかと。。。どんなにうまい食事を作っても上手いと言わない男達。みんながみんな子供の頃に、もどったような元気っぷりで、近代的な社会に生きる人々が失ったものを見せつけてくれます。病院の中で非日常生活を送っていたので、なぜかこの映画の中での暮らしが変に説得力がありました。しかし病院食は美味しくなかったです(笑)