2021年 松竹
監督:山田洋次
【あらすじ】
行きつけの名画座の館主・テラシンとゴウは、かつて撮影所で働く仲間だった。若き日のゴウは助監督として、映写技師のテラシンをはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子、また撮影所近くの食堂の娘・淑子に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
昨日は1回目のワクチン接種でお休みをいただいたので、久しぶりに映画館で見てきました。やはり映画館で観るのはいいですね。山田ワールド全開でやはり見ごたえがありました。ただどうしても沢田研二の役柄に志村けんがだぶってしまいます。みなさん役者揃いでその中でも特に北川景子なんかは結構難しい役柄だったように思います。今の映画館の現状にも触れ、新型コロナウイルスの影響を受けながら、エンタメ業に携わる様々な人の思いが結集し、危機を乗り越えていこうという山田監督の思いがいっぱいつまった素敵な作品でした。