1965年 東映
監督:石井輝男
出演:高倉健、嵐寛寿郎、杉浦直樹、田中邦衛
鑑賞:BSトウエルビ
高倉健さんの当たり役、網走番外地シリーズの3作目です。東映時代の若かりし高倉健の作品はあまり見る機会がなかったので、この度BSトウエルビでこの年末年始にかけてかなりの本数を放送してくれるので、しっかり録画して楽しもうと思っています。ストーリーはこれが当時の任侠映画といったところでしょうか。つっこみどころはありますがこの映画は健さんを楽しむものだと思います。ただ妹役の黒塗りの子役には違和感かなりありました。あとはいまだ駆け出し中の駆け出しだったころの石橋蓮司と小林稔侍のコンビが健さんに何度も因縁をつけるチンピラの役でかなり目立ってました。死ぬほどいる大部屋俳優の中から敢えてこの2人をセットでピックアップした監督さんのセンスがすごいですね。今や重鎮になっているお二人ですから。これからゆっくり若かりし頃の高倉健を楽しんでいきたいと思います。