2014年 アメリカ
監督:フランソワ・ジラール
出演:ダスティン・ホフマン、キャシー・ベイツ、ギャレット・ウエアリング
鑑賞:地上波深夜放送(吹替え)
ダスティン・ホフマンの名前があったので思わず録画しました。お元気でした。初めて見たのは40年以上前のパピヨンのドガだったと思います。若い頃とはまた別な意味で味のある演技でした。ストーリーはある程度、想像はつきましたがボーイソプラノの美しいこと。よくあるパターンかもしれませんが、見終わった時の印象がとてもさわやかでホッとする内容でした。ただ指揮者だけのダスティン・ ホフマンがちょっと残念だったかなぁ。もう少し幅のある演技が欲しかったと思います。ボーイソプラノは声変わりする前のほんの2,3年、スターに上り詰めても声変わりの日が来たらその座から降りなければならない。そんな切なく儚い世界で、自分の輝ける場所を目指して頑張る少年たちはとても美しかったです。久しぶりにレインマンやパピヨンをまた見たくなりました。