ホームシアターブログ

プロジェクターとスクリーンで自宅で映画を楽しんでいます。

🎬 私をスキーに連れてって

1987年 東宝

監督:馬場康夫

出演者:原田知世三上博史布施博竹中直人田中邦衛

鑑賞:NHKBSプレミアム

主題歌:松任谷由実

バブル真っ只中でスキーをするのがナウかった懐かしい時代の1本です。36年前そういえば自分もスキーに行きまくっていたと思います。もちろんスマホはない時代。通信手段は公衆電話が多かったです。会社終わりの午後7時頃なんかは公衆電話に並んだ時代でした(笑)。この劇中ではなんとアマチュア無線を駆使していましたけど、さすがに無線を車に積むまではしなかったです。当時は冬の音楽の定番といえばユーミンでした。劇中に4曲くらいかかりますがやはりスキー場にユーミンはバッチグーですね。若い竹中直人の演技にはちょっと違和感ありありでした。しかし原田知世が可愛らしい懐かしい1本でした。

 

🎬 秋刀魚の味

1962年 松竹

監督:小津安二郎

出演:笠智衆岩下志麻佐田啓二岡田茉莉子東野英治郎杉村春子

鑑賞:BS松竹東急

小津安二郎の遺作となった最後の監督作品です。昭和30年代、男やもめが24の娘と高校生の息子と暮らす家が舞台。娘を嫁に出すまでを描く物語となっています。。今だったら完全アウトのデリカシーのない会話が妙に微笑ましかったです。話している人を真正面に撮る素朴な撮影、時々挿入される引きの画や独特の間が味わい深く、少ない動きにも関わらず退屈どころか目を離す暇を与えません。当時の冷蔵庫や掃除機の話題がでてくるのもとても興味深く見させていただきました。それと路子演じる岩下志麻のあまりの美しさに画面に釘付けになりました。極妻とは全然違う可愛さがありました。高度成長期の入口でありながら、戦後の名残を残す東京の街並みの記録映像としても、とっても楽しめました。輸入物のカナダドライジンジャーエールやトンカツ屋の場面で店員さんを呼ぶブザーがあの時代には既にあったことは素直に驚きでした。それに和服がしっかりまだ普段の服としても残っている時代ですね。そういえばおばあちゃんも和服でした。この作品が公開された年に自分が生まれました。こういう時代だったんだと思える貴重な1本だと思います。

🎬 ゴッドファーザー PART2

1974年 パラマウント

監督:フランシス・フォード・コッポラ

出演:アル・パチーノ、ロバート・ヂュバル、ダイアン・キートンロバート・デ・ニーロ

鑑賞:Amazonプライム(吹替え)

久しぶりの鑑賞はパートⅡを見てみました。200分の長尺ですので見るのには若干気合いが入る作品です。アル・パチーノの若いですがそれなりの切れ味は感じますが、やはりあの1のマーロン・ブランドの重厚感にはかないません。ブランドは当時48歳であの迫力ですから、さすがの貫禄だと思います。物語りは途中公聴会などがあって若干難解です。コルレオーネ・ファミリーの後継者となった三男マイケル。家族を想う一方で、裏切り者を粛清する冷酷さから孤立せざるを得ない宿命。父ヴィトーの生い立ちも描かれ、2つの物語が交錯する映画史上最高傑作の続編といっても過言ではないでしょうか。誠実さと度胸を兼ね備えたヴィトーを、若き日のロバート・デ・ニーロが完璧に演じていますね。母の仇をうつシーンにはしびれました。権力を持って行くと家族はどんどん離れていきます。結局家族とは何のためにあるのか。妻ダイアン・キートンがあなたの子孫は残したくなかった。と叫ぶシーンがこの物語をすべてを物語っているように思います。年を重ねることに見方が変わっていく、コッポラ監督若干33才の時の名作ですね。

🎬 お葬式

1984年 ATG

監督:伊丹十三

出演:山崎努宮本信子菅井きん奥村公延

鑑賞:日本映画専門チャンネル(無料放送)

伊丹十三の初監督作品で不謹慎なタイトルなので大手の映画会社が配給を断りましたが、予想を覆す大ヒットとなり各映画賞を総なめした作品です。撮影は伊丹監督の本物の別荘で行われ製作費は1億円で制作されたとか。日頃葬儀に関して考えたこともなかった家族が突然のことであたふたする風景、知らなかった風習、久しぶりに会う親戚の反応がやけにリアルで新鮮に映ります。棺おけの値段、病院での料金、坊さんに対するお布施など、頼りになるのは葬儀屋だけ。実際にもこんなことなんだろうなぁ~と思いながら見ていました。突然森の中でのセックスシーンは賛否両論あるけど、愛人高瀬春奈の肉感ボディと腋毛が最も印象的。当時なかなりセクシー女優の路線を突き進んでいっておられましたが最近はすっかりお姿をお見かけしなくなりました。このシーンは、無くてもいいシーンですが、伊丹監督のこだわりなのか不思議なシーンでした。クレジットで井上陽水が郵便配達人で登場していたんですがわからずでした。また寅さんへのオマージュなのか、笠智衆がお坊さんで登場したりする面白さもあります。「“数え”というのはお腹の中に入ったときから数える」などといったウンチクもあり勉強にもなりました。伊丹作品をもっと見てみたくなりました。

🎬 コンフィデンスマンJP英雄編

2021年 東宝

監督:田中亮

出演:長澤まさみ東出昌大小日向文世江口洋介松重豊

鑑賞:地上波放送

おそらく前の2作も見てるはずです。この作品は1回見て2回目をしっかり見て楽しむ作品だと思います。とても凝った作りなので、話の展開で時間軸が行ったり来たり、騙したり騙されたりで、ほとんどストーリーが飲み込めませんでした。最後には全て伏線回収する感じにはなっているのですが、自分にはちょっとよくわかりませんでした。それと長澤まさみのハイテンションもちょっと痛く感じてしまってこれまたついていけませんでした。やはり年相応の映画がいいとは思うのですが、小日向さんは69才でバリバリ頑張ってるし彼が出演しているから見てるようなものなんですけどね。

🎬 狼の挽歌

1970年 ヘラルド(イタリア)

監督:セルジオ・ソリーマ

出演:チャールズ・ブロンソン、ジル・アイアランド、テリー・サバラス

鑑賞:BSテレ東(吹替え)

この映画はイタリア映画ですが舞台はアメリカです。オリジナル言語がどうなっていたのか気になるところですが、日本語吹替えで見させていただきました。ブロンソン大塚周夫テリー・サバラス森山周一郎といった豪華な定番の吹替えで大満足でした。ただどちらも声がよく似ています。ストーリーはたいしたことはありません(笑)ブロンソンが愛妻ジルに振り回されるあまりかっこよくない殺し屋です。それにしてもジル・アイアランドはお綺麗でした。ヌードもありますし殴られもします。まさに夫ブロンソンのための体当たり演技といったところでしょうか。刑事コジャックテリー・サバラスの吹替えが森山周一郎さんなので、このあたりも実にしっくりいっていると思います。西部劇ではありませんがマカロニウエスタン後期の流れをくんだ雰囲気のある1本でした。現在DVD,BDは廃盤となっています。再販してほしいですね。

 

 

🎬 RAILWAYS49歳で電車の運転士になった男の物語

監督:錦織良成

出演:中井貴一高島礼子本仮屋ユイカ奈良岡朋子

鑑賞:BSNHK

タイトルどおりの作品です。主演の中井貴一が大手企業で働き、妻、娘とも距離を置かれるような典型的な仕事人間を演じていて、故郷島根の母親が病に倒れ帰郷し、追い打ちをかけるように同僚の訃報。出世だけが生きがいな仕事人間だと思われた主人公が劇的に変わり。故郷の島根でローカル電車の運転士になる話。家族、友人、会社の若き同僚、地元の人たちとの交流をうまく絡めていい作品だったと思います。ただエリートサラリーマンを辞めるあたりの描写がと転職をする理由あたりをもう少し描いてほしかったなぁと思います。私は転職したことがありませんが、あと1年で定年延長も終わり再就職の道を歩もうと思っていますので、やはり環境を変えるのは好きなことで頑張るということがメンタル面でもいいと思いますね。ちょっとうるっとくるシーンもあったので、個人的にはいい作品だったと思います。本仮屋ユイカちゃん可愛いかったです。