2013年 東宝
監督：中村義洋
【あらすじ】
75年、青森県弘前。リンゴ農家の木村秋則は農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日寝込むこともある妻・美栄子の身体を心配し、無農薬によるリンゴ栽培を決意するが…。
この作品もfukuさんのブログを拝見していて観てみようと思った作品です。『奇跡』なんて安っぽいものではありません、『（諦めなかった家族の）絆のリンゴ』です、観終わった直後なのでもう何と言っていいか・・・とにかく無農薬リンゴを食べる時この映画と農家の苦労を思って食べようと思います。実話の映像化なのでどこまでがフィクションか判りませんが、農薬アレルギーの酷い妻美栄子（菅野美穂）の為にひたすら必死に無農薬リンゴ栽培に挑戦する秋則（阿部サダヲ）の姿はどこまでも不器用で実直で朴訥な多少オタクも入ってますが、今や絶滅した古き良き日本人の姿の様に思えました。それとあの巨匠久石譲氏の音楽は、素朴ながら作品と良くあった心に響く素晴らしいものでした、主演の阿部サダヲや菅野美穂もとてもよかったけど、個人的には木村征治役の”山崎努”の存在感が自分意は大きい、古き良き『日本の漢』を演じてくれました。
ただ「無農薬」が〇で「農薬」は✖ということではないはずなので、ほとんどの日本の農家の方々にはどうみえるのかとちょっと斜めにも観てしまいました。
アマゾンプライムで今日まで観れます(^^♪
