2009年 アスミックエース
監督:森 淳一
【あらすじ】
辛い過去の記憶を抱えて大人になった泉水と春の兄弟。そんなある日、連続放火事件が発生し、春は自分が落書き(グラフィティアート)を消した場所の近くで必ず放火が起きていることに気づく。落書き現場に書かれた文字を放火犯からのメッセージだと考えた春は、泉水を誘って夜の街を見張るのだが…。
感想は「う〜ん、難解」です。ちょっとありえない家族の物語であり、加瀬と岡田の演じる兄弟の行動がよくわかりません。ちょっと・・・いやかなり変わり者の夫婦に、まず共感できないし、岡田演じる春(ピカソ)は、一体何だったんでしょうか。ピエロとは・・・・サーカスの空中ブランコから今にも落ちそうなピエロは、重力をコントロールして地面に叩きつけられることはない。それはピエロが笑っているからということらしい。転じて、本来不幸であるはずの家族ではありますが、笑顔で過ごせば、いろんな困難を乗り越えられるということですかね〜よくわかりません。
遺伝子とか放火とか・・・いったい何の前振りだったんででしょうか?結局・・・・事件はうやむやってことでしょうか。
吉高由里子演じるストーカー役の存在意味は何だったんでしょうか。原作はベストセラーらしいので原作を読んでもう一度観てみたいと思います。私には難解すぎる作品でした。