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プロジェクターとスクリーンで自宅で映画を楽しんでいます。

🎬 ショーシャンクの空に

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1994年 コロンビア映画

監督:フランク・ダラボン

出演:ティム・ロビンス, モーガン・フリーマン, クランシー・ブラウン

【あらすじ】

ショーシャンク刑務所に、若き銀行の副頭取だったアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)が、妻と間男を殺害した罪で入所してきた。最初は刑務所の「しきたり」にも逆らい孤立していたアンディだったが、刑務所内の古株で“調達係"のレッド(モーガン・フリーマン)は彼に他の受刑者達とは違う何かを感じていた。そんなアンディが入所した2年後のあるとき、アンディは監視役のハドレー主任(クランシー・ブラウン)が抱えていた遺産相続問題を解決する事の報酬として、受刑者仲間たちへのビールを獲得する。この一件を機に、アンディは刑務所職員からも受刑者仲間からも、一目置かれる存在になっていく・・・。

 

入院中の病室でスマホからの観賞でした。これで確か2回目かな。やはり今回もしっかり内容は忘れてしまっていました。ティム・ロビンスモーガン・フリーマンはじめ役者さんがみんな素晴らしかったです。CGもなし、美人もなし、ストーリーだけで勝負する作品の王道のような一作ですね。ちょっと、マックイーンの「パピヨン」が浮かびました。恐らく20年前はここまで心に響く事は無かったかもしれません。人生を長く生きた程この作品はうんと心に深く染み渡るのではないのでしょうか。希望を持つことが出来ない生き方は虚しく、どうやって生きていけば良いか分からなくなる・・・どんな些細な事でも良いから「したい事」や「夢」を持ち続ける事、そしてそれを言葉にする。それが生きるエネルギーとなる。囚人達は日常生活を生きる私たちの縮図のような気がしました。囚人達と違うのは私達にはずっと出来る事の選択肢が多く自由です。アンディの希望を捨てない強い意志には入院中の私も励まされました。