1965年 イタリタ
監督:セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ボロンテ
【あらすじ】
殺人者のインディオを追って、射撃の名手で名高い賞金稼ぎのモーティマー大佐と、新顔の賞金稼ぎ“名なし"がエルバソの街にやってくる。インディオ一味に潜入するために、同じ目的を持つ二人は手を組んで作戦を企てることに……。
「荒野の用心棒」に続く3部作の2作目に位置付けられている、マカロニウエスタンの傑作といわれている作品です。今回の作品は脚本もオリジナリティがあり、個人的には前作よりもはるかに良かったと思いました。まずこの作品は、音楽が印象に残ります。特に口笛、これが実に渋い、次に、イーストウッドをはじめとする出演者のシブさ。裏切るのか、裏切られるのか、最後までその緊張感があって、とても良い脚本だと思います。今やハリウッドを代表する、名優さん、監督さんであるイーストウッドの若かりし頃のお姿を満喫できる作品でした。