2008年 20世紀フォックス
監督:マーセル・ランゲネッガー
出演:ヒュー・ジャックマン、ユアン・マクレガー、ミシェル・ウィリアムス
【あらすじ】
孤独な会計士・ジョナサンは、弁護士のワイアットと知り合い秘密クラブに招待される。彼はそこで謎の美女と出会いひと目惚れするが、彼女はベットに血痕だけを残して突然行方をくらます。
真面目でウブで、ちょっとおどおどした感じのユアン・マクレガーが妙にあっていました。そんな彼ですから、まんまと罠にはまっていくんですよね~。サスペンスなストーリー展開、妖艶で魅惑なところに反して、とっても一途でメンタルなラブロマンスの稜線が通っているというアンバランスさが均衡を保って進行していきます。
この映画をサスペンス一点張りということで観てしまうと、少しもの足りなさを感じますが、それだけではなく背景には相容れない関係のラブストーリーが芽生えるといったところを楽しめればと思いました。
結末は落ち着くとこに落ち着くだろうとは思っていてても、ひょっとして違う展開なのかなと不安にさせるところがあって、二度楽しめるような作品でした。