1967年 アメリカ
監督:アーサー・ペン
出演:ウォーレン・ベイティ、フェイ・ダナウェイ、ジーン・ハックマン、エステル・パーソンズ
有名な作品ですけど初見でした。アメリカンニューシネマの代表作と言われていますよね。やはり当時の社会情勢や世相をよく反映している作品だと思います。日本は学生運動が盛り上がり反体制を掲げることがかっこよく思えた時代。アメリカもそうだったんでしょうね。若い頃の見れば共感できたかもしれませんが、この年になって見ると共感はなくラストは衝撃的でしたがまぁ仕方がないかなといった感じで観てました。ただフェイ・ダナウェイが蜂の巣のように撃たれるのはインパクトがかなりありました。女性であのようなシーンは珍しいんじゃないかと思います。「イージーライダー」もそうでしたがハッピーエンドで終わらない、アメリカンニューシネマといわれるジャンルは今の時代では受け入れがたいような気がします。当時を振り返ってみると学生運動やイデオロギー闘争と言われるものは何だったのか。今一度検証するような映画があってもいいのではないかと思います。当時の革命戦士と言われた人たちが昭和のパワハラおやじになっていたことも(笑) 当時理想としていたものが全ての人々を幸せにするとは到底思えないないのですが・・・