2023年 KADOKAWA
監督:藤井道人
鑑賞:ネットフリックス
ゴミ焼却炉を巡って過去に起きた事件と、現在その焼却炉によって村の暮らしが成り立っている。その事件の犯人とされる人物の息子、優が必死に生きる姿と彼を支えようとする人物、引き摺り下ろそうとする人物、村の活性化を考える長老らが引き起こす新たな事件。なかなか面白い構成でした。それにゴミ焼却場が舞台であるということにおいても何かうさんくさい利権がうごめいているあたりもなかなか良かったように思います。横浜流星の演技は初めてみたような気がしますが、ストイックな感じがなかなか良かったように思います。あまり救いのない作品ですのでテンションが低い時はみないほうがいいでしょうね(笑)。原題の村社会をリアルに描いている1本でした。