監督:スチュアート・ハグマン
出演:ブルース・デイビソン
観賞:NHKBS(オリジナル言語)
この映画は昭和の名曲「いちご白書をもう一度」で、見たことはなくてもタイトルは知っているという位置付け的な作品ではないでしょうか。学生運動に興味のなかった主人公が軽い気持ちでストライキに参加したら可愛い女の子がいて・・・、という話で、学長の歯ブラシや髭剃りを使ったり、犬の糞を踏んだり、やめてくれよって箇所がままありますが、映像には格好いいカットがいくつもありました。無抵抗の意思を示している学生達に催涙ガスを噴射する州兵や、警棒を振るって学生を排除しようとするところには日本も同じ時代があったと思いました。歴史的価値のある作品とは思いますが、面白いかといわれると微妙な作品です。でも映画ファンとしては見ておく1本のような気がします。