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プロジェクターとスクリーンで自宅で映画を楽しんでいます。

🎬 レディ・ジョーカー

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2004年 東映

監督:平山秀幸

出演:渡哲也、吉川晃司、徳重聡岸部一徳長塚京三

鑑賞:BS録画

大企業“日の出ビール”の社長・城山恭介(長塚京三)が誘拐され身代金を要求する脅迫状が“レディ・ジョーカー”の名で送られてきた。“レディ・ジョーカー”は物井清三(渡哲也)、刑事の半田修平(吉川晃司)ら5人で形成されていた。物井清三の兄はかつて日の出ビールに勤めていたが、被差別部落出身で解雇されていた・・・。
高村薫原作作品。原作は未読です。グリコ・森永事件をモチーフにしているストーリー展開になっていました。同じ事件をモチーフにした『罪の声』がかなり重厚で期待以上に良かったのですが、こちらは…正直めったに映画には出ない渡哲也主演でかなり期待して見ましたが、残念ながら心に響かなかったです。入りは結構良さげだったんですけどね。“レディ・ジョーカー”のメンバーそれぞれの人物描写が浅過ぎます。せっかく渡哲也や大杉漣、吉川晃司、岸部一徳ら個性的な役者さんを揃えているのに勿体ないなぁと言った感じが残った作品でした。ラストも「えっ?」みたいな展開で。小説はかなりの長尺らしいので2時間ばかしに詰め込むのは無理があったのかもしれません。ちょっと残念な1本でした。吉川晃司がやけに印象に強かったです。他のも何か出てましたっけ。ちょっと意外でした。