2020年 イギリス・オーストラリア
監督:フランシス・アナン
出演:ダニエル・ラドクリフ、ダニエル・ウェーバー
鑑賞:ネットフリックス
これもちびごりさんのレビューをみての1本です。脱獄物というと「大脱走」や「パピヨン」が好きですが、この作品は鍵を作るというところがちょっと変わっています。壁を掘る方法か圧倒的に多い中、そこがおもしろかったですね。ただ型もないのに木で鍵が10個も作れたというのが不思議です。型を取るなんて無理ですから、形を頭に入れて、しかも木で作る。めちゃくちゃ根気がいる仕事。そんなことが可能なのかと思うほど、またそれを成し遂げたのだからすごいと思います。もちろん一人でできる訳はないので、仲間たちと協力して時折仲違いもしながら計画を進めてゆく。一番緊張したのは、最後のシーン。ハラハラしながら、見守りました。実話ということで、さらに驚きました。ダニエル・ラドクリフもひげ面で魔法の杖を持っている感じはないですが、ハリーポッター後はあまり大した作品には出ていないようで、結構イメージに苦労しているのかなぁと思ったりして見てみました。なかなか魔法のイメージがとれないでしょうね。ひげを剃っても頑張ってほしい男優さんです。短尺でハラハラドキドキしながらサクっと楽しめる1本でした。