1966年 東映
監督:石井輝男
鑑賞:BSトゥエルビ
シリーズ5作目の作品。今回はかなりコメディーチックに仕上がっています。馬に乗って疾走する健さんは「遥かなる山の呼び声」でもカッコよく騎乗されてましたが、若い頃から乗馬をされていたんですね。西部劇を意識したストーリーですが、最後の終わらせ方がどうにも締まらなかった感じがしました。まぁ、カッコイイ健さんさえ見ることが出来ればそれでいいんですけどね。今回は刑務所から出た健さんが牧場で正義を守るという謎の展開です(笑)。アラカンは相変わらずおいしいとこどりです(笑)、杉浦直樹も変わらずの悪かっこいい役、しかし合わない、どう見ても人のいいおじさんです。大原麗子と田中邦衛にもう少し活躍してもらいたかったかな。若かりし頃の谷隼人が出てました。このシリーズを最後まで楽しもうと思っています。