2008年 松竹
監督:佐々部清
鑑賞:BS松竹東急
吉田拓郎ファンの佐々部監督が拓郎へのオマージュをこめて作られた映画です。知らなかった作品でしたが、ツッコミどころもありますが団塊の世代の拓郎ファンとしては実に嬉しい1本でした。拓郎の曲が全編に流れますが、一つ残念だったのは「流星」が入っていなかったことくらいでしょうか。若い世代がバンドで「やさしい悪魔」を演奏するシーンも実に良かったです。物語はざっくりしたベタな美談ですが全編に拓郎が流れるだけでコク深いものになっています。家族全員で毎日食卓を囲むというのが物語の中心としてありますが、子どもたちにもそれなりの事情が出てきて食卓を囲むことができなる過程を三宅裕司が実に上手く演じていました。映画挿入の楽曲を紹介します・・
落陽、風になりたい、春だったね、
イメージの詩、やさしい悪魔、
今日までそして明日から、
ある雨の日の情景、花嫁になる君に、
恋の唄、こっちを向いてくれ、言葉、
おやじの唄、人生を語らず、
アン・ドゥ・トロワ、旅の宿、
明日に向って走れ、祭りのあと、制服、
襟裳岬、結婚しようよ、の全20曲です・・最高でしょう(^^)/