2004年 ミコット・エンド・バサラ
観賞:BS松竹東急
雄大な北海道を舞台に「初恋」「故郷」「母親の愛」を描いた作品となっています。絵を描くことが大好きな少年と、彼とだけは言葉がなくても心を通わせことができる耳の聞こえない少女。不器用だが実直に生きようとする2人に、さまざまな人間模様が交錯し、豊かな自然が広がる北海道を舞台に2人の初恋のゆくえが描かれていきます。最後はいかだを使って川を下っていくという「小さな恋のメロディ」をパロったようなシーンが出てきますがご愛嬌というところでしょうか。全体的には北海道でロケをしているということもあり、北海道好きな自分としては見どころもありました。また綾瀬はるかはろうあ者という設定でセリフはありませんがまだ幼く可愛くて良かったです。ほのぼのとした気分になる1本でした。