2014年 アークエンタテイメント
監督：榊英雄
【あらすじ】
金も仕事もなく、不細工で怠け者の男・狸穴勇介(大森南朋)。生きる事に飽きてしまった彼の足が最後に向かったのは生まれ故郷の港町だった。この町で両親は幼い勇介を捨て、孤独になったのだ。故郷で勇介を知るものはなく、目つきの悪い彼について誰もが怪訝そうな表情で見ていた。そんななか、ただ1人だけ笑顔で接してくれた顔に痣のある女・岡辺京子(三輪ひとみ)と出会う。京子は痣がコンプレックスで、恋愛を諦めていた。“生きている証"を快楽(セックス)に求める勇介は、彼女に興味を示す。そして、その欲望を京子に求め、強姦まがいに関係をもってしまう。なし崩しに同棲し、やがてお互いを認める事無なく“家族"を作ることになった二人は、それぞれ生きていることの“幸せ"とは何かを考えるのだった・・・
ジョージ秋山が原作の映画です。子どもの頃「銭ゲバ」という漫画を読んだ記憶があるんですけど、タッチがあまり好みではなく読まなかった方です。昨年お亡くなりになっているんですね。（合掌） 映画とはというと何かよくわかないつかみどころがない作品でした。三輪ひとみさんってホラークイーンって呼ばれているんですね。知らなかったです。だってホラー苦手で観ないもん(笑)。なんともいえない排他的な感が漂う作品でした。久しぶりに美保純もなかなかよかったですよ。「そこのみて光輝く」「はるヲうるひと」３本立てでみるのも面白いかも。R１８指定です。
