1986年 スタジオジブリ
監督:宮崎駿
鑑賞:金曜ロードショー
この映画は何故か見る機会がなく初見でした。スタジオジブリの初期の作品で今もなお絶大な人気のある1本です。「竜とそばかすの姫」を見て直後でしたので、当初違いには少し違和感がありましたが、こういう昭和のアニメはやはりいいですね。安心して見ていられます。ドーラ一家がとても魅力的でした。豪傑な女海賊のドーラさん。ジブリ作品の中では「千と千尋の神隠し」の湯婆婆に次ぐ強烈な女性キャラクターだと思いました。初めはただの強欲な海賊なのだと思ってましたが、次第にその男気と度胸溢れるオーラに、何とカッコいい女性なんだ!と惹かれてました。豪快な食べっぷりも気持ちいい!台所がいつの間にかシータ目当ての息子たちで溢れかえってた場面も、にっこり笑ってしまういい場面でした。物語の展開が早いのでついて行くのに精一杯の感じがありましたので、2回目はもう少しゆっくりした感じで楽しもうと思った昭和のジブリ作品でした。