1989年 東映
監督:降旗康男
観賞:BS日テレ
極妻シリーズの3作目です。ポッポやの降旗康男監督がメガホンをとり、主演は三田佳子、この姐さんもなかなか迫力があって良かったです。前作との繋がりは全くありません。なのでここまでは時系列や繋がりはないのでどこから見ても問題ありません。やはりこの作品ではショーケンの登場でしょうか。マカロニ刑事、前略おふくろ様をこよなく愛し見てきた世代ですので、やはり一挙手一投足を気になって見てしまいますね。それにしてもこの時代の女優陣は貫禄があります。三田佳子は40代、かたせ梨乃にいたっては30代驚くべき貫禄だと思います。終盤、霊安室でショーケンが目を閉じないシーンは本番のアドリブなので、三田佳子もどうリアクションとりながら芝居したらいいか悩みながら続けたとインタビューで話してたのを思い出しました。しかしこの映画をBSとはいえ放送していただいのにはあっぱれです。昭和の終わり平成の始まった年の1本です。