2008年 シネカノン
監督:新藤兼人
鑑賞:BS松竹東急
本作公開時96歳の映画監督新藤兼人の半自伝的映画です。
昭和の時代って先生に対してのリスペクトはかなり高いものだったように思います。そういう懐かしい時代の教師像を柄本明が見事に演じています。卒業してからの小学校の恩師との交流と、幼なじみとの恋愛の行く末を描いています。恩師が泣くくだりがあったり(柄本明)とか、当時にしては珍しいと思われる超積極的な女の子を大竹しのぶが演じています。同窓会って全然ありませんが小学校時代の同窓会を母校でできたらいいなぁと思う作品でした。六平直政さんって味のあるいい役者さんですね。