1971年 テレンス・ヤング監督作品
【あらすじ】
1870年、日米修好の任務を帯びた大使、坂口備前守(中村哲)と黒田重兵衛(三船敏郎)は、アメリカ大平原を横断する列車で、東に向かっていた。そこへ、リンク(C.ブロンソン)とゴーシュ(A.ドロン)率いる強盗団が急襲。金品と共に、大統領に贈るはずだった宝刀を奪われてしまう。仲間に裏切られ、九死に一生を得たリンクを道案内に、重兵衛は宝刀奪還の途へ出る。ゴーシュの居所を知る情夫のクリスティーナ(U.アンドレス)を捕虜に、盗賊団のアジトへ向かう途次をコマンチ族が襲う!
この作品をもう一度観たいと思っていtようやく観ることができました。
初めて観たのは中学生の時くらいでしょうか、もうすっかり内容も忘れてしまっています。
まず、監督がテレンス・ヤングだったのに驚きました。
ブロンソンが主役でしょうね。三船敏郎は意外と流暢な英語を話されていたのは失礼ながら驚きました。ドロンは悪役ですが出番が少ないせいかあまり印象がなかったような感じがします。
それでもアメリカ、フランスの2大スターに日本の世界の三船が絡むというキャスティングは実にわくわくさせることだと思います。
ブロンソンと三船のロードムービーで進行していくんですが、ブロンソンが背後から三船を崖につき落とすシーンがあるのですが、この演出は武士道をよく理解していない点があるかなぁ…(-.-)
最後はお金より友情をとったとこはここまでのストリーからしてナイスかなと思わせました。
お二人はお亡くなりになり、ドロンも先日引退を発表されました。
それぞれに年をとってからの渋い演技をみたかったなぁと改めて思います。