2016年 日活
監督:吉田恵輔
【あらすじ】
めんどくさいから殺していい?捕食者と被食者。この世界には、2通りの人間しか存在しない。「なにも起こらない日々」に焦りを感じながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働く岡田。同僚の安藤に、想いを寄せるユカとの恋のキューピッド役を頼まれて、ユカが働くカフェに向かうと、そこで高校時代の同級生・森田正一と出会う。ユカから、森田にストーキングされていると知らされた岡田は、高校時代、過酷ないじめを受けていた森田に対して、不穏な気持ちを抱くが・・・。岡田とユカ、そして友人の安藤らの恋や性に悩む平凡な日常。ユカをつけ狙い、次々と殺人を重ねるサイコキラー森田正一の絶望。今、2つの物語が危険に交錯する。
「空白」を見て吉田監督の作品を観たくなって、Neyflixで配信されていたので早速見てみました。V6の森田剛ってアイドルだったと思うんですけど、この映画の彼はサイコキラーを見事に演じていました。はっきり言って期待を大きく、いいほうに外された感があります。他の役者を食っていました。ただムロツヨシは別格でした(笑)。いいスパイス感があって自分には良かったと思います。この作品も「空白」同様救いのない話です。なので気分があまりすぐれ無い時は観ないほうがいいと思います。吉田監督、自分的には一押しの監督さんになりました。これからも注目していきたい監督さんのお一人です。