1974年 ユナイテッド
監督:マイケル・チミノ
出演:クリント・イーストウッド, ジェフ・ブリッジズ
【あらすじ】
銀行の金庫を派手な手口で破壊して金を奪い名を馳せたサンダーボルトは、かつて一緒に大金を強奪した仲間たちから、その金を持ち逃げしたと思われ追われていた。そんな時、サンダーボルトはライトフットと出会い、コンビを組むことに。
この映画はもう37年も前の作品なので、さすがにクリントは若いです(笑)。最近見た「運び屋」の老人もまた渋いですがこの作品のクリントもこれまたまた渋いです。冒頭は神父さんの役で登場しいきなり襲撃されるところからはじまります。つかみはオッケー。74年作だが古くささはあまり気になりませんでした。クリント・イーストウッドの渋さはともかく、相手役のジェフ・ブリッジスや執念深い元相棒ジョージ・ケネディの名助演がさらに魅力的にしていると思います。ラストは西部劇の香りがするアメリカ中西部の風景を捉えたロングショット。そこからのポール・ウイリアムスの歌がなんとも良かったです。