2018年 松竹
監督: 本木克英
出演: 長瀬智也, ディーン・フジオカ, 岸部一徳、小池栄子、笹野高史
【あらすじ】
突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は、車両の欠陥に気付き、製造元である大手自動車会社に再調査を依頼するが…。
タイトルから想像していると、ファンタジーぽい映画かなっと思ってましたが、なんのなんの立派な社会派ドラマでした。原作は読んでいませんが、池井戸作品で600ページにおよぶ長編らしいですね。旬の作家さんなのでなんか一冊は読んでおこうと思います。その長編を2時間程度におさめるのだから脚本は大変だったでしょうね。リコール隠しを暴いていく話ですが、展開は早く見ごたえがありました。なんといっても岸部一徳の厚顔無恥な、なんともいえない企業にいるような役員の役、これがなんともぴったりはまっていました。深キョンも長瀬の奥さん役で出てましたがちょっと可愛すぎ(笑)、最後のサザンの音楽は社会派の内容なのでちょっと軽いような違和感がありありでした。それはさておきさて池井戸潤という作家さん、何から読んでみようかな(^^)/