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プロジェクターとスクリーンで自宅で映画を楽しんでいます。

🎬 素晴らしき哉、人世

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1946年 アメリ

監督:フランク・キャプラ

出演:ジェームス・スチュアート、ドナ・リード

鑑賞:DVD(オリジナル言語)

有名な作品ですが初見です。「キネマの神様」で宮本信子演ずるゴウの奥さんが、映画館に面接に行って好きな映画として、この作品の名前をあげていたのがきっかけで、ぽちったままになっているDVDを取り出して観てみました。前半は面白くなかったですけど後半からは良かったと思います。ゆっくりと少年時代から紐解いていく時間はちょっと退屈な時間もありましたが、後半のことを思いますとヒューマンドラマとして丁寧だったと思います。絶望の淵にいるときは、それが人生の全てだとくらいに思ってしまいますが、その時間は人生のほんの一部に過ぎないんだなぁとはなかなか思えないですけどね。自分の行いが巡り巡って返ってくる、その末のあり得ないくらいのハッピーエンドでした。「そうはならんやろ」と思ってしまうくらいのハッピーすぎるエンドですが、これはこれでいいと思います。凹みそうな時に見ていただきたい1本でした。BDは吹替えがあるみたいで一度みてみたいですね。