ホームシアターブログ

プロジェクターとスクリーンで自宅で映画を楽しんでいます。

🎬 世界一キライなあなたに

PVアクセスランキング にほんブログ村

f:id:AZM57:20200211053659j:plain

2016年 ワーナーブラザーズ

監督:テア・シャーロック

出演:エミリア・クラーク、サム・クラフリン

【あらすじ】

ある日、働いていたカフェが閉店することになり、突然、職を失ってしまったルー。新たに得た職は、元々は快活でスポーツが大好きな青年実業家だったが、バイクの事故の影響で車椅子生活を余儀なくされ、生きる希望を失ってしまった、ウィル・トレイナーの介護兼話し相手をする、期間6か月の仕事だった。

 

この作品は、覗かせていただいているブロ友の、ふくさんのおすすめ作品の中にあったので観させていただきました。

 冒頭から映し出される画も美しく、時折シンクロする音楽も爽やかで気持ちよく物語の    中に入り込めました。恋愛映画では描かれる二人の間に障害が横たわるのは定石といってもよく、この作品にもそれはあるのですが、それにしては結構、質量ともに大きなテーマが扱われています。
障がいを持ってひねくれてしまった彼とまっすぐな彼女の恋愛映画として、面白く観れるとは思うのですが、後味はありきたりなものにはなっていません。これをどう受けとめるかは観る側の判断に委ねられています。

障がい者とはということを改めて考えされられる作品ですし、人間の尊厳とはということを問われているような気がしました。

主役のエミリア・クラークは「ターミネーター・新起動」のサラ・コナーを演じてられているんですね。キュートで表情が豊かな女優さんなのでまた観てみたいと思います。