1996年 20世紀フォックス
監督:エドワード・ズウィック
出演:デンゼル・ワシントン、メグ・ライアン、マット・ディモン
【あらすじ】
湾岸戦争中、自らの誤射により親友を失ったサーリング大佐。軍によりその暗い過去をもみ消され、帰国後、新たな任務として名誉勲章候補者の選出を命じられる。候補者は殉職した救出ヘリの女性パイロット。彼女に決まれば史上初の女性への名誉勲章となるが、その死についての部下の証言は微妙に食い違っていた……。
またまたデンゼルの作品ですが、この作品にはなんとメグ・ライアンが出演されています。それも軍隊の中でバリバリの女性士官、ちょと似合わない感もありましたが、やはりファンとしては可愛いのでなんでも許す(笑)、そんな感じでメグをひたすら見てました(笑)、しかしこんな意外な役どころを受けたのに「ゴースト」「羊たちの沈黙」「プリティウーマン」のオファーを断っているのが解せないところです。ストーリーは、まるで『藪の中』を思わせる展開で、部下たちの証言毎に同じシーンが違うセリフと展開で描かれていきます。真相はどこにあるのか観ている者を飽きさせない見事なサスペンスドラマになっていると思います。ラブコメからの脱皮をしようとしているかのメグ・ライアンとデンゼル・ワシントンのいつもの熱演が光ったいい作品だと思います。メグはこの作品の後もラブコメを中心に出演してしまうんですよね…(-.-)
見終わったあとに、ジャケットを見ると感動がさらに増しました。