1990年 東映
監督:山下耕作
観賞:BS松竹東急
ご存じ極妻シリーズの4作目で岩下志麻は2作目となります。ストーリーはちょっとわけがわからないような感じでしたがまぁ楽しめたと思います。岩下志麻はやはり姐さん感はバツグンだと思います。この人しかいないと思わせる姐御的な和服の佇まいは素晴らしいですね。ドスの効いた啖呵に自分の足の甲に刀を突き刺すシーンがありますが、この迫力たるや半端なしでした。それから常連のかたせ梨乃、今回はポロリはなしで岩下志麻との兄弟の盃を交わすシーンは良かったと思いますが、場所が刑務所の面会場っていうのはありえないでしょうといった感じでした(笑)。かたせ梨乃のどこか不幸せ感はいいですね。それと新人の頃の石田ゆり子が見れます。啖呵を切るシーンがあるのですが迫力不足は否めないのは仕方のないところですかね。今回は女優陣で楽しめる感じに仕上がっています。