1971年作品
出演:デニス・ウィーヴァー
この作品も久しぶりに観てみました。
スピルバーグ監督のデビュー作品です。
ただ追い越しただけの一台のタンクローリーに、執拗に追い詰められ殺されるという恐怖。そしてタンクローリーの運転手の顔が全く見えないという恐怖。半世紀近くも経った今でも、全く色あせていませんでした。
『この映画は、原作者リチャード・マシスンの自らの体験談を元に書かれ、映画化されました。』
とありますが、原作者の恐怖を見事に再現しているのは流石だなって思います。
出演者はほぼ一人、その吹替えは故穂積隆信さん。こちらも見事にはまっていました。
抜群のアイデアと才能が「激突」すれば、製作費が少なくとも、最高の娯楽が創れる、お手本とも言える作品だと思います。
『あおり運転はやめましょう!!』